出版社や編集部の垣根を越えて
総勢10編集部が一斉審査した「第1回マンガノ大賞」。
なんと約250作品※1 もの、
幅広いジャンルの応募作が集まりました。
担当希望の声が掛かった作家数は10誌合計42名!※2
レベルも高く、受賞5作品の掲載が決定しています。
各編集部が様々な視点で審査を行い、
それぞれの作品の魅力や才能を多方面から評価しました。
お話部分は良い意味で期待を裏切らない面白さがありました。徐々に不穏な空気が確信に変わっていく雰囲気づくりがお上手だなと!絵も個性的で惹きこまれました。
やや静かな導入から始まって徐々に違和感が増していき、いつの間にか“怖さ”を求めて読み進めてしまうお手本のような作品でした。作画、コマ割りの上手さが見せたいものにしっかりマッチしていると思います。
見事なエログロホラーでした。特にオチが主人公の力では対処しきれない圧倒的な脅威として演出されていて良かったです。続きを期待させる内容ですので主人公とヒロインの間に再会するフラグを明確に作れていたらもっとゾクゾクしてしまったかもしれません。
ホラーとして成り立っている作品でした。不穏さが途切れないので最後までゾクゾクできたところも良かったです。ヒロインは作品を牽引するキャラなので、どういう女性として見せたいのかがデザイン、表情、セリフ、仕草から出せると良かったように思います。
淡々としていて、怖いけど怖すぎないホラー&エロありで敷居が広い。ただ、その分どこを一番見せたいのかは分かりづらいかも。特に最後の3P、読者にどういう感情を持たせたいのかがハッキリしないです。絵柄は良いのですが描線が雑に感じるのでもう少し丁寧に。
つい「やめとけ!」と止めに入ってしまいたくなるような、主人公の下心が怖さの演出に一役買っていると思いました。ラストはそう簡単に安心させないという意気込みを感じるものの、一方でゾクっとするには情報が足りていない印象です。
サスペンス、ホラーとしての演出や物語の進め方が上手い。この緊張感のある作風に、やわらかい絵柄が逆にマッチしていて、作家の個性となっていると思います。終盤にエロを持ってくるのもエライ!最後はちょっと意味が取りづらかったです。
エログロホラーとしてちゃんとしてたと思います。人間の感情にフォーカスして、もっと深掘りした作品を作って欲しいです。
「ページをついついめくりたくなる」求心力の高い作品でした。それは、高い画力と演出力によって為せるものであると感じました。じわじわと迫りくる不気味さからのラスト直前のカタルシスはまさに「絶頂」でした!!展開が読める点だけが本当に勿体なかったです。
とても引き込まれる作品でした。ヒロイン(?)の底知れない感じや主人公の浅はかさなどキャラも分かりやすくて良かったです。ただ全体的に淡々としすぎているのが惜しいと思います。特に攫われてからの展開はアングルや演出面で読者に衝撃を与える工夫があったらなお良かったです。
「マンガクロス」から「チャンピオンクロス」にリニューアルしました。
お話部分は良い意味で期待を裏切らない面白さがありました。徐々に不穏な空気が確信に変わっていく雰囲気づくりがお上手だなと!絵も個性的で惹きこまれました。
つい「やめとけ!」と止めに入ってしまいたくなるような、主人公の下心が怖さの演出に一役買っていると思いました。ラストはそう簡単に安心させないという意気込みを感じるものの、一方でゾクっとするには情報が足りていない印象です。
やや静かな導入から始まって徐々に違和感が増していき、いつの間にか“怖さ”を求めて読み進めてしまうお手本のような作品でした。作画、コマ割りの上手さが見せたいものにしっかりマッチしていると思います。
サスペンス、ホラーとしての演出や物語の進め方が上手い。この緊張感のある作風に、やわらかい絵柄が逆にマッチしていて、作家の個性となっていると思います。終盤にエロを持ってくるのもエライ!最後はちょっと意味が取りづらかったです。
見事なエログロホラーでした。特にオチが主人公の力では対処しきれない圧倒的な脅威として演出されていて良かったです。続きを期待させる内容ですので主人公とヒロインの間に再会するフラグを明確に作れていたらもっとゾクゾクしてしまったかもしれません。
エログロホラーとしてちゃんとしてたと思います。人間の感情にフォーカスして、もっと深掘りした作品を作って欲しいです。
ホラーとして成り立っている作品でした。不穏さが途切れないので最後までゾクゾクできたところも良かったです。ヒロインは作品を牽引するキャラなので、どういう女性として見せたいのかがデザイン、表情、セリフ、仕草から出せると良かったように思います。
「ページをついついめくりたくなる」求心力の高い作品でした。それは、高い画力と演出力によって為せるものであると感じました。じわじわと迫りくる不気味さからのラスト直前のカタルシスはまさに「絶頂」でした!!展開が読める点だけが本当に勿体なかったです。
淡々としていて、怖いけど怖すぎないホラー&エロありで敷居が広い。ただ、その分どこを一番見せたいのかは分かりづらいかも。特に最後の3P、読者にどういう感情を持たせたいのかがハッキリしないです。絵柄は良いのですが描線が雑に感じるのでもう少し丁寧に。
とても引き込まれる作品でした。ヒロイン(?)の底知れない感じや主人公の浅はかさなどキャラも分かりやすくて良かったです。ただ全体的に淡々としすぎているのが惜しいと思います。特に攫われてからの展開はアングルや演出面で読者に衝撃を与える工夫があったらなお良かったです。
「マンガクロス」から「チャンピオンクロス」にリニューアルしました。
最初から最後までブレることなく「意味がわからない主人公」を貫き、作品として独特の個性を磨き上げたように思います。最後までハイテンションで読み切らせることができる、まさに快作にして怪作!
楽しみ方が分かりやすい作品でした。主人公のまっすぐさも好感が持てますし、探偵キャラとしての新しさを感じました。全てが妄想なので、推理の内容ではなく勢いと大喜利感で楽しめるところも良かったです。
クオリティの高い、楽しめる作品でした!インパクトもありネタの巧みさを感じる「上手い」作品でした。 ただギャグのうちではあるので難しい所ですがキャラも展開も自己完結しすぎているので、もう少し愛嬌や親しみやすさを感じる面もあると良かったなと思います。
今回の応募作の中では一番の画力。完成度の高い絵と、徹頭徹尾繰り出されるギャグのアンバランスさが魅力的でした。変人だけど信念を貫き、他人を救う主人公のキャラクターも良かったです。実は誰のことも傷つけない優しい世界観で、読んでいてほっこりしました。
インパクトは全作品中でもトップクラスでした。推しを曲解して全肯定するという構図自体は今風で良いと思いますが、勢いで押しきれていない感じ。どこをどう楽しませたい作品なのかを明確に。なぜ妄想が毎度現実につながっているのかも普通に気になってしまい…。
最初から最後までブレることなく「意味がわからない主人公」を貫き、作品として独特の個性を磨き上げたように思います。最後までハイテンションで読み切らせることができる、まさに快作にして怪作!
今回の応募作の中では一番の画力。完成度の高い絵と、徹頭徹尾繰り出されるギャグのアンバランスさが魅力的でした。変人だけど信念を貫き、他人を救う主人公のキャラクターも良かったです。実は誰のことも傷つけない優しい世界観で、読んでいてほっこりしました。
楽しみ方が分かりやすい作品でした。主人公のまっすぐさも好感が持てますし、探偵キャラとしての新しさを感じました。全てが妄想なので、推理の内容ではなく勢いと大喜利感で楽しめるところも良かったです。
インパクトは全作品中でもトップクラスでした。推しを曲解して全肯定するという構図自体は今風で良いと思いますが、勢いで押しきれていない感じ。どこをどう楽しませたい作品なのかを明確に。なぜ妄想が毎度現実につながっているのかも普通に気になってしまい…。
クオリティの高い、楽しめる作品でした!インパクトもありネタの巧みさを感じる「上手い」作品でした。 ただギャグのうちではあるので難しい所ですがキャラも展開も自己完結しすぎているので、もう少し愛嬌や親しみやすさを感じる面もあると良かったなと思います。
セリフが長い印象がありましたが、主人公の感情がとても解像度が高く、作品に込められている感情の量がとても多い印象でした。ネーム自体の整理は意識すればもっと出来る箇所は沢山あると感じましたが、作品に込められている想いの多さに作家性を感じます。
温かいお話でした。犬が可愛いですし、コメディとドラマのバランスも良かったです。文字が多く読みにくい部分があったので、見せたいものの整理は必要だと思いました。表情の描き方も好みでした。
主人公の変化がしっかりと描かれていて素敵な作品だったと思います。 ただ全体的にセリフが多くて圧迫感がありました。 描く場所をもっと絞って、ネームにメリハリをつけられるように構成しなおすと、より良い作品になると思います。
主人公の店員へのキレ方が非常に生き生きとしていて最高で、怒りの過激さで笑ってしまいました。反面、終盤の主人公の心境の変化は急で、立ち直っていく過程はゆっくり読みたかったです。コメディとシリアスで雰囲気・ペースを使い分けてみてください。
「とても心に突き刺さる」この一言に尽きる作品でした。犬のビジュアルの良さ、主人公の感情の描き方、死んでしまった愛犬の語りかけ(くーちゃんが喋らないのも良い!)、全てが愛おしく、泣きました。主人公たち、みんなが大好きです!!
セリフが長い印象がありましたが、主人公の感情がとても解像度が高く、作品に込められている感情の量がとても多い印象でした。ネーム自体の整理は意識すればもっと出来る箇所は沢山あると感じましたが、作品に込められている想いの多さに作家性を感じます。
主人公の店員へのキレ方が非常に生き生きとしていて最高で、怒りの過激さで笑ってしまいました。反面、終盤の主人公の心境の変化は急で、立ち直っていく過程はゆっくり読みたかったです。コメディとシリアスで雰囲気・ペースを使い分けてみてください。
温かいお話でした。犬が可愛いですし、コメディとドラマのバランスも良かったです。文字が多く読みにくい部分があったので、見せたいものの整理は必要だと思いました。表情の描き方も好みでした。
「とても心に突き刺さる」この一言に尽きる作品でした。犬のビジュアルの良さ、主人公の感情の描き方、死んでしまった愛犬の語りかけ(くーちゃんが喋らないのも良い!)、全てが愛おしく、泣きました。主人公たち、みんなが大好きです!!
主人公の変化がしっかりと描かれていて素敵な作品だったと思います。 ただ全体的にセリフが多くて圧迫感がありました。 描く場所をもっと絞って、ネームにメリハリをつけられるように構成しなおすと、より良い作品になると思います。
題材の活かし方が上手い印象です!この世界で、この状況になったら自分だったらどうするだろう?とまで考えさせられました。ラストの結末がご都合主義ではない点も良かったです。
処刑日を伝えにやってくる天使、というキャッチ―な導入でまず引き込まれた。その後も、派手な展開はないのだが、キャラクターの心情が丁寧に描かれており好感がもてました。背景を描きこむと、より世界観が表現できたと思います。
設定も話の展開も面白かった。序盤がもったいないので、冒頭をしっかり作れれば今回の応募作で1番良いと思う。
兎にも角にも「設定」がとても面白く、3ページ目のアンの表情とセリフで完全にやられました!もちろん設定の面白さだけでなく、それを前提とした物語の面白さ、演出の妙など、完成度が非常に高い作品でした!面白かったです!!
「設定が非常に面白く、登場人物たちに読者が気持ちをのせられるように作られていると思いました。 内容的な完成度は高いように思いましたが、コマ割りが単調で読み進める推進力が少し弱かったです。 コマの大小、開きの工夫、カメラアングル等、「何をどう描くか」をより精査すると良いと思います。
画面の読みづらさは感じましたが、ノリや画面作り等演出が個性的で非常に面白いと思いました。総理官邸を舞台にキャラコメディをする企画自体が大変珍しく、題材選びにもセンスを感じます。画面と全体の読みやすさが上がればもっとファンが増える作風だと感じました!
絵柄もネームもクセは強い一方で、それを武器にグイグイ読者を引っ張ってくれる印象を受けました。独自性が高いようでいて、目新しさ・面白さを読者に提示しようとする客観性も高いと思います。
好みでした。ストーリー、絵、演出全てに牽引力があってグイグイ引き込まれます。キャラの個性も魅力的でこの作家さんにしか描けないんだろうと思える作品でした。企画としても中々見ないので目の付け所も凄いと思いました。
演出に独自性を出そうという気概が良い。題材も多くの読者の興味を引くもので、ブラックコメディにうってつけ。ただ、序盤は演出に気合を入れすぎているのかキャラ同士の掛け合いがみられないことが残念でした。(承からが本番といった感じ…)
画面作りが面白くてとても個性のある作品だったと思います。 ただその個性が活きている部分と逆に読みにくくしてしまっている部分の差が顕著なのでメリハリを利かせられるとなお良かったかなと。 また登場人物やストーリーももう少しシンプルにする方がより面白さが伝わりやすいかと。
見せるものを最小限に抑えた演出が作者ならではの魅力として発揮されているように思います。逆に言えば、ちょっと読み手を選ぶかもしれません。
短い話なのに突飛な設定たちがキチンと繋がっている展開の緻密さが美しいです。戦闘描写をすべてカットするなどネームの要不要の判断も素晴らしいと思います。そしてヒロインが可愛い。世界は未だ危機の最中にあるのに読んだ後に満足感のある作品でした。
一枚絵が圧巻でした。この流れで来ていてこの絵を出すセンスが好きです。キャラの表情、仕草も自然で良かったです。セリフもごちゃつきがなく、テンポよく進むので読みやすかったです。短い作品でしたが、印象に残りました。
絵が素敵!! 絵が素敵は正義!! キャラクターデザインだけでヒロインのことが好きになれる素敵な作品でした。さらに驚きの展開であったり、淡々としながらもどこか感情的なモノローグなど、見所が多く、物語の続きが読みたくなる作品でした。
驚きと生々しさを感じる素晴らしい作品でした。 突飛な設定と、それに対して一見不釣り合いな場面のように見えて、ヒロインのキャラクター性を通じて釣り合いがとれている、とても巧みでオリジナリティを感じる作品でした。
タイトル通りなミニマムなシチュエーションの中で、テンポ良くきっちりキャラクターの魅力で読ませていただきました。ワイド4コマ型のショートコメディは、用意したお題目から読者の心を鷲掴めるかがすべての鍵を握っているように思います。どんどんアイデアを出していって欲しいです!
良い意味で肩の力を抜いて読めるコメディでした。ネタそのものの目新しさはないものの、会話のテンポが良いため飽きずに最後まで気持ちよく読み進められました。
キャラクターやネタなど、ほっこり系のショートギャグマンガとしての完成度が高い。セリフのキャッチボールもリズム感が良く、とても読みやすかったです。個人的には拷問官のヒロインに色気が出ると、売れる作品になるかなと思いました。
続きが期待できる非常に連載に向いた設定だと思いました。でも、まだキャラたちへの好感度が「見ていて微笑ましい」くらいなので、もっと「捕虜と拷問官」らしくない予想外のやり取りで読者の爆笑をかっさらっていってほしいです。
最初の「ぐ…軍の機密を話すなら今のうちですよ」→「この段階で話すわけなえだろ」で爆笑しました!! 掴みのネタで引き込まれて、その後も3人のツッコミどころ満載な会話劇で笑わさせてもらいました!! よくあるオチだったので、最後はもう一声欲しかったです!
おばあさんに呼びかけられる数々の名前を通して、登場人物それぞれに彼女と共にあった生活の息吹が感じられて、とても温かい気持ちになりました。おばあさんの正体は予想できたものの、幸せの象徴として扱うラストがとても良かったです。
優しい話と絵柄に改めて引き込まれました。読みやすくてとても良かったです。ひねりがあるとなお良いです。
丁寧な話だったと思います。驚きが少なかったことが惜しいと思いました。キャラ同士の関係性も「おばあちゃんと孫」「年の離れた恋人」などどんなものでも良いので、どう見せたいかがはっきりするとより一層ストーリーの深みが増す印象でした。
ネームは断トツで一番良かったです。それぞれが別々の名前で呼ぶのを意に介さない女性…という冒頭から一気に興味を惹かれます。オチが読めるのは少し残念ではありますが、題材的にしょうがない気も。それでも猫を老女の姿に託したのは少し新しいなと感じました。
温かい気持ちになる作品でした。 安心して読めるというのは一つの優れた点だと思うのですが、起伏の少なさに少し退屈さが出てしまい「良い話」ではあるけど「また読みたい、続きが知りたい話」にはならないなと思いました。
荒々しい筆致でしたが、スノーボードのスピード感やダイナミックさを表現しようとする力強さを感じました。最終的に手を上げてしまおうとしてるところで「悪そうに見えるけど良いヤツ」という鉄板なキャラ造形をやりきれなかったのは、少々残念です。
「外見が怖い」というマイナスイメージから入ってだんだんと読者に好感を抱かせ、クライマックスでキャラクターを好きにさせる話の流れが見事です。高い客観性に支えられた作品だと思います
見た目はアレだけど中身は実は…!な主人公たちが非常に好感度高いです。前歯が怖いですが。大人達が子供のために行動するストーリーも「主人公たちをいかにかっこよく見せるか」の工夫を感じて説得力もありました。でもやっぱり前歯が怖いです。
とても才能を感じました。スノーボード描写もうまく、キャラも良かったです!
画面作りに迫力あってよいです。いいお話しなのですが話の構図が判明するのが遅く、興味を持ちづらく感じてしまいました。後半は鉄板で◎。作者さんのスノボ愛、スキー場でイキっているチンピラにムカついていることは非常によく伝わって共感できました。
「こちとら息するだけで~」というセリフは、設定を絡めてキャラクターの心情を見事に表現した、秀逸な言葉選びだと震えました。共感しやすい設定や可愛いデフォルメを挟んだ作画など、マンガを読みやすくする工夫も非常に効果的でした。
セリフと演出が良かったです。ここからコマ割りなど読みにくさを改善できれば、かなり伸びると思いました。
キャラがよく動いてくれるので飽きずに読めました。自分の在り方を女装等で描く作品が多くなってきた中、人魚として働くというのは目新しく感じました。ただ、せっかく中々ないモチーフを使ったのなら、もう少しそこにフォーカスして作品を描けるとより良かったと思います。
プロの人魚…はちょっと感情移入しづらいけど、絵柄と演出の透明感が題材にあっていて〇。心情描写に捻りがあり、とても楽しく読みました。粗削りですがセンスを感じます。
絵が可愛い!内容も今の時代に即したもので多くの共感を集められる内容になっていると思います。ただ心情描写の場面が多くて冗長になっている部分もあると思います。場面選びを徹底して、少ないページ数で伝えられる演出を考えるとより良いと思います。
全体的な画力が高い!書き込みの多さやキャラクターデザインのこだわり素敵です。全体的にアップが多い印象ではあったので、ヒキの絵も増やすともっと読みやすくなるかもしれません。
憎しみを抱く二人が、今までの価値観を乗り越えて絆を結ぶには、相応の強い思いを抱く必要があると思っています。本作ではそれを支える力強い筆致がとても印象的でした。一方で強い思いを抱く上で葛藤も生まれるものです。その葛藤は周囲の価値観との軋轢でもあり、作品の世界観がわかりにくかったのは惜しいポイントでした。
なかなかのページ数ですが、丁寧に描きこまれた画面で最後までしっかりと見せたいものをアピールしてくれる作品でした。もう少し引きのコマを増やすなどしてメリハリをつければ、より読みやすくなるように思います。
主人公の葛藤がはっきりしていて読みやすかったです。時々、状況分からなくなってしまう印象でした。特にアクションシーンはもう少し画面を考えてみると良いかもしれません。キャラデザインも独自性があるとなお良かったと思いました。
ファンタジー向きの絵柄、画力。主人公の感情描写が丁寧で好感を持てました。人外にしてはキャラ出しが弱いのが少し残念。相方の方が印象が強かったです…!
第1回マンガノ大賞の盛況を受けて、
第2回の開催も決定しました!
開催の時期は今年の秋頃を予定しています。
詳細が決まりましたらマンガノ上で
あらためてアナウンスいたします。