Engrave.Ⅰ（前半）「Beginning of the End－終わりの始まり－」

刻と旋律のRhapsodiA

平和だったはずの王都・エヴァンデルに連日跋扈する賊や魔物を討伐していたローリエ。

仲間達と魔物の討伐を終え帰路につく最中、ローリエの脳裏に突如謎の幻覚と騒々しい程の幻聴が流れ出す。
そして現れた見知らぬ青年に「世界の害悪」と告げられ、賊の粛清と言う名の「人殺し」を咎められる。

自分の行動に疑念を感じていたローリエだが、年に一度の収穫祭にも潜んでいた賊を追いかけることとなり――