学生時代のトラウマで人前で食事をすることができない三崎優介は会社の飲み会もすべて居もしない彼女との先約があると断っていた。
ある日同じ理由で飲み会を断った夜、愛犬リリィと散歩をしているとこを同僚の相田一美に見られてしまう。
会食恐怖症を隠し、嘘をついて飲み会を断っていた事が相田にバレてしまうも相田は『辛かったですね…』と寄り添い、『あなたの力になりたい』と申し出てくれて──…。
運命的に夜の街角で出会った二人が、ゆっくり惹かれあい支えあい、愛をはぐくむ優しい話。
「優介さん、好き。好き。誰よりもあなたを愛してる」
「俺も好き。大好き。愛してる。お前に出会えてよかった」
相田が好きだ。きっと最初から好きだった。夜の街角で見つけてくれたあの日から───…
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