2019年作品。二部作、12p。

「雪の女王（2014年／ドイツ映画）」冒頭、セリフがほぼない１分半の映像をスケッチ。
原作のアンデルセン童話を読み、絵本風にアレンジしてみました。テキストは横書き。

ゲルダとカイはとってもなかよし。
原作にない、物語が始まる前のふたりの日常のおはなし。

ゲルダのあかいバラ　～全12ページの短いお話

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ショパン家の子供たちの中で、私が興味を持ったのは末妹のエミリアです。
フリデリクはピアノと作曲の天才でしたが、末妹のエミリアも詩の才能があり、ショパン家の第2の天才と噂されたそうです。

ショパン家はすごいですね。どうして次から次へと天才が生まれるのだろう。
今だったら、「うちの子はこうして天才と呼ばれるようになった」みたいな教育的なハウツー本が書けそうです😳😳😳。


エミリアと王さま

2022年作品。7p。

お姉ちゃん、お兄ちゃん、小さなティトゥス。

19世紀前半。ポーランドは一度地図から消えて、
復活したけど、また消えちゃいそうな時代。

ティトゥスはショパンの友だち。
音楽とピアノが好きで、作曲もするが、音大には行かなかった。
なぜなんだろう？と、年表見ながら創りました。

小さなティトゥス

2016～2017年作品。53p。

【CAST】
お嬢さま：軍人貴族。
マリー・アントワネットお付きの近衛隊連隊長。
主な仕事は王宮警備とパリの治安維持。
男の部下たちを引き連れ、軍隊パレードの花でもある。
より男らしく誇り高く生きることを目指すワーカホリック。

従僕くん：お嬢さまに忠実でタメ口な従者。
女中頭の祖母に引き取られ、
子供のころから20年くらいお屋敷に住み込みで働いてる。
陽気でノリが軽さが売りだったのに、募る想いをこじらせて、
最近よく眠れない。

ばあや：お嬢さまの世話役で女中頭。従僕くんの祖母。

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19世紀ポーランド。少年ヤンの物語

第１話 ひとりぼっちのヤン　

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マンガノ

『寄宿生たち』
ショパン家の寄宿生たちの話。
ショパンと仲が良いのは、第１～２話で友だちになったヤン・ビャウォブウォツキ。
そこに、カロルとティトゥスの兄弟が加わります。

19世紀ポーランド。ショパンは一般市民の子ですが、他の３人は領主や貴族の息子です。それぞれの事情から、想像できる将来の仕事と役目、望んでる未来のギャップを描きます。


第４話　寄宿生たち

2020年作品。絵本、30p。

メイはねぇ、動物が大好きなの！
でもおばあちゃんちのネコは、メイと遊んでくれない。
牧場のどうぶつたちは、メイと遊んでくれるかな？

小さな子ども、大きなどうぶつ、おとなも楽しい、牧場絵本。

メイと牧場のどうぶつたち【Booth販売中、絵本コンペ優秀賞】

リトルプレス「出発点」

絵本ひろば（アルファポリス）

2022年作品。絵本、24p。

お兄ちゃんが欲しい、一緒に遊んでくれるお兄ちゃんが欲しい。
いじわるされたら守ってくれる、お兄ちゃんが欲しい！

メイは、お母さんとお父さんにお願いしましたが、聞きいれちゃくれません。
そこで、メイはお兄ちゃんの絵を描くことにしました。
願いを込めて、お兄ちゃんが欲しい。
するとメイの理想のお兄ちゃんが、スケッチブックから出てきました！

ビーム兄ちゃん【Booth販売中】

2016年作品。13P。

いつもクールで完璧超人オスカル様が
リンゴ追っかけてる途中にコケるようなドジっ子だったら、
違う話になるんじゃないかな、と思って描いてみた。

フェルゼンはアメリカ軍隊野営生活が長くて、
豪快にバカ笑いする人になってたらいいな。(＾◇＾)

アンドレは相変わらず。調子はいいけど何もできない。
もう一歩なんだけどな。

フェルゼンが帰ってきた

このマンガは、ショパンの少年時代の親友を描いた作品です。
前作『ひとりぼっちのヤン』の続編になります。
ヤンはショパンのお父さんが経営してる寄宿舎の生徒であり、そこで幼いショパンと出会いました。
9年後、病気で故郷に帰ったヤンに、ショパンは手紙を書きます。

「君がいないのが淋しい。
貴公とともに時におしゃべりし、時に冗談を言い合い、歌ったり、泣いたり、取っ組み合ったり等々できた間は何ともよかった。」

彼らの出会いはショパンが6歳、ヤンが11歳のときでした。
ショパンが中学生になるころ、ヤンは大学生です。
このように年の差があるのに親友となり、一緒に泣いたり取っ組み合いのケンカをすることはできるのでしょうか？

芸術を愛するヤンが5歳年下の子を殴る姿は想像しにくいですが、もしかしたらショパンが生意気だったのかもしれません。また、彼らの関係が兄弟のようなもので、兄弟ケンカのようなものだったのかもしれません。あるいは、精神的に完全に対等な関係だったのかもしれません。

ショパンとヤンの友情がどのように育まれたのか、彼らの関係がどれほど特別だったのかを、想像し感じていただけたら嬉しいです。

第２話　ヤンとフリデリク

『ショパンの手紙』を読んでる。

面白いよね、それまで曲を聴いたことなかった。
あるんだけど、意識したことがなかった。

いま、曲を聴いて、『手紙』を読んでる。
ショパン少年のやんちゃなおしゃべりが面白い。

どうしてこんなに楽しい子が、あんな欝々とした曲を描くようになるんだろう、
どうしてみんなに愛されて育った子が、
おとなになったら心に壁を作って孤独に悩まされるんだろう？？

その辺が興味あるところ。

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■17歳の時の葬送曲は、少年時代の作品と言われ童謡のようにシンプル。
真ん中のパートが可愛らしくてしんみりする。この絵を描く間ずっと聴いてた。
超マイナー曲なのでYOUTUBEでも弾いてる人が少ないけど、この人のverが好き。

https://www.youtube.com/watch?v=vv8nm1oYS8w



親愛なるヤンへ　～ショパン17歳の葬送曲

2017～2018年作品。オール水彩フルカラー、57p。

ベルサイユのばらのアニメを見た時の、
歴史上の疑問・何故？ハテナ？？な感想がベースになってます。


【パレ・ロワイヤル】
パリに実在する古びた王宮。
18世紀末に突然、欧州最大の歓楽街として生まれ変わった。
昼の顔と夜の顔がある。
多くのカフェ、本屋、劇場は、身分を問わず人を繋ぎ議論を活発にし、
２万人収容できる広い中庭での演説が、フランス革命のトリガーを引く。


【CAST】

【王妃さま】
フランス王妃、マリー・アントワネット。
宿敵オーストリア帝国出身。二国間同盟の為、
14歳の時ルイ16世と結婚した。
政治に興味はないが、やたらと注目を浴びる存在。

【フェルゼン伯爵】
『王妃の愛人』とも噂される謎の多い実在人物。
スウェーデン王の側近。外交官。軍人。父は元帥でスウェーデンの名門貴族。
フランスの友人のところにお忍びで遊びに来ている。
アメリカ独立戦争帰りで髪がボウボウ。

【お嬢さま】
王妃さまの護衛をしている軍人貴族。仕事熱心でドレスは着ない派。
たまに遊びに来るフェルゼン伯が気になっている。

【黒髪の男】
貴族の従僕。家族は祖母が一人。
子供のころから仕えるお嬢さまの良き相談相手。親友。
フェルゼン伯のパリ観光ガイド＆護衛＆従者をする事に。

【パレロワ・大勢のモブ】
買い物したり流行の芝居や演説を聞いたり、
ギャンブル場で一攫千金を狙って破産したり、
女の子を追っかけたりで忙しい。

魅惑のパレ・ロワイヤル

ショパン19歳。かつての神童は自信を失っていた。

支えてくれたのは親友ティトゥス。
しかし彼は故郷に帰らなければならない。
ショパンは、ひとりで舞台に立てるのか？

第１話から時系列順に描いていましたが、５～８話を飛ばして９話を先に描きます。
2025年7月～

第9話「デビュー」2025年7月スタート、制作中

X 毎日一コマ連載

ショパンの手紙から生まれたオリジナルマンガです。
音楽の天才ショパンが綴った、子どもっぽくもユーモラスな手紙「ぼくも禁じられてるパンが食べたい！」。それを見守る家族たちが織りなす物語。手紙を読んだ３姉妹の反応は？

note版には、ショパンの生活と時代背景をまとめました。
そちらも合わせてお読みいただくとより一層楽しめると思います！



少年ショパンの「パンが食べたい！」【1824年夏の手紙】

noteマガジン

2019～2020年作品。78p。

原作：ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」。
名作を児童文学テイストで４コママンガにする、
という趣旨で描いた作品。

再読熟読したヘッセは、おとなになってわかる思春期あるある。
とても美しく楽しく共感する。
翻訳で印象が違うので、訳ごとの違いを調べ、ヘッセの少年時代の手紙を読み、
結果的にこのページ数に。

ハンスの夏休み【Booth販売中】車輪の下より

本屋「出発点」リトルプレスコミック

2018年作品。次作「羊の村のいい人」の前編、25p。

急に雨が降ってきて、雨宿りしてたら…。
村娘と領主の息子、ふたりのお話。


風景とか衣装とか建物の一部のイメージは、
イギリス19世紀舞台の映画なんかを参考に。

雨やどり

ジャンプルーキー

2023年1～3月。twitterに毎週4p×8週で仕上げた作品。コルクラボマンガ専科7期卒制。鉛筆と水彩のラフスタイル。

詩や本を書くのが得意で、ショパン家第二の天才児と噂された陽気なエミリア。
そんな彼女と兄のショパンが作った子ども演劇の話です。

ショパン家の子どもたち～エミリアの劇【1824年冬の話】

2016年作品。『フェルゼンが帰ってきた』の続きの31p。

アニメ25話前半で、フェルゼンとアンドレがフェンシングで遊んでるんだけど、
今まであんまり接点ないのに、仲が良さそうに見える。
なんでかなぁ、何しゃべってんのかなぁ、と思って。


【cast】
アンドレ：八方塞がりの従僕。どうしたいのかわからない。

オスカル：仕事熱心な女主人。でも最近、仕事に疑問を感じたりもしてる。
年齢も30になるし、そういう時期なのかも。
フェルゼンとは親友。悩み相談の聞き役。

フェルゼン：王妃様への思いを断ち切るために、
アメリカ独立戦争に参加した軍人貴族。
５～７年くらい従軍してやっと帰ってきた。
スウェーデン王の寵臣で親フランス派の要でもあるが、
休暇中というか暫定無職というか、
好意に甘えてオスカルの屋敷でプラプラしている。
ついでに貴族の間で流行中の自由主義にカブレてるかも。

フェンシング

2018年作品。前作「雨やどり」の続編、24p。

村娘と仲の良い、領主の息子とは仲の悪い、
最近村で働きだしたノリが軽そうな赤毛の男。と、村娘の話。

羊の村のいい人（『雨宿り』の続編）

恋するショパンの肖像画

2019年作品。二部作、24p。

「雪の女王（2014年／ドイツ映画）」冒頭、セリフがほぼない１分半の映像をスケッチ。
原作のアンデルセン童話を読み、絵本風にアレンジしてみました。テキストは横書き。

ゲルダとカイはとってもなかよし。
原作にない、物語が始まる前のふたりの日常のおはなし。

雪がふる　～雪の女王より【絵本】

ショパンの手紙から生まれたオリジナルマンガです。
音楽の天才ショパンが綴った、子どもっぽくもユーモラスな手紙「ぼくも禁じられてるパンが食べたい！」。それを見守る家族たちが織りなす物語。手紙を読んだ３姉妹の反応は？

また、note版はマンガメイキングの資料をまとめました。
ポーランドのパンの話、ショパンの旅先、エミリアと姉妹たち。
そちらも合わせてお読みいただくとより一層楽しめると思います！



パンが食べたい！ショパンの手紙に見る少年時代：創作マンガで甦る14歳の夏

2017年作品。28p。『フェンシング』の続き。
オスカル、アンドレ、フェルゼンのコントマンガ×４。

18～19世紀のパレ・ロワイヤルを調べていたら面白かったので、ちょっぴり歴史のお勉強♪
ベルばらアニメ25話で、パリにお忍びで行くシーンがあって、その辺の話。


【CAST】
オスカル：男扱いされても女扱いされても不満がありそうな、軍人貴族のお嬢さま。
女には男としても女としてもモテ、男には女としても男としてもモテる。
何を言ってるか分からないが、そういうことだ。

アンドレ：パリに詳しい、Noと言える従僕。

フェルゼン伯：アメリカ独立戦争帰りの軍人貴族。流行りの自由主義者。

パレロワに行きたい！

「天才の育て方」
早熟で陽気な６歳のショパン少年と、チェコから流れてきた60歳の音楽教師ジヴニーの物語。実際にこんなやりとりがあったかもしれません…！





第３話　天才の育て方【音楽教師ジヴニー】

2017年作品。絵本風、10p。

18世紀フランス。
マリー・アントワネットは王宮の堅苦しい生活を嫌って、
自然に囲まれた離宮で過ごすことが多くなった。

後半の壁にポスターは、ベルばらアニメ25話参考にしたイメージ。

マリー・アントワネットの住むところ

音が出た！楽しい！
音がメロディになった！楽しい！

幼い時にフリッチョと呼ばれたショパンが、
はじめてピアノにさわる物語。
音楽の先生に楽譜の書き方を教わって、彼の「音」はどうなっていくのでしょう？

ペンとやわらかな水彩のタッチで描かれた、子どもも大人も楽しめる絵本です。
