深海のふたり

深海のふたり

大手出版社の隣の路地裏にひっそり佇むカフェ。店長でゲイの涼平は、同級生の編集者・大倉と、不毛な片想いから始まった関係を続けていた。ある日、涼平は大倉からプロポーズされるが、もとはノンケだった彼への罪悪感から素直に頷けず、父の怪我を理由に仕事を休み、地元・鎌倉へ帰省するが…?
愛されるのに臆病な大人の十年愛。