紅葉御殿の愛しい忘れ形見

紅葉御殿の愛しい忘れ形見

心も、身体もとけていく――
質屋を営む範佐のもとに現れたのは、
「自分の身体を質草にしてほしい」と微笑む謎の男・朱音。
彼は坂の上の紅葉御殿を譲り受けたものの、遺言のせいでお金に困っているらしく、なにやら訳アリのよう。
奔放で突拍子もない提案に呆れた範佐は、御殿の蔵の骨董品をいくつか質草として預かることに。

帰宅後、骨董品の中から暗号のようなものが書かれたメモを見つける。
それは、朱音の過去と心を紐解く鍵のようで――。


お人好しで骨董オタクな質屋主人×ワケアリ儚げ和服美人の遺言をめぐる質入れ(!?)LOVE


\コミックスでしか読めない/
巻末描きおろし「ふたりの朝」6ページ収録!