気づいたら「オバサン」。だけど、人生は終わらない---
結局、フツーの女が一番、怖い---誕生日を忘れられたことをきっかけに、不満はあるけれど平凡でフツーな主婦・莉子が自分の中の“女”を探す物語(キャッチコピー)
ある物語で主人公が「女を捨てて頑張る」と宣言したり、ある話題では「女が終わってる」と言われていたり、そういう時に語る「女」ってなんなんだろう……と、ふと疑問に感じたことがきっかけです。
「男を捨てて頑張る」「男が終わってる」とは世間的にあまり聞いたことがないので、女性の場合は何か複雑な期限のようなものがあるのもしれない、という着想から「女はいつまで女ですか?」という問いかけが生まれました。