福井晴敏氏の『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』と連動して作った、外伝的作品。
この作品はユニコーンを盛り上げるためのサポートとして専念して描きましたが、それまでの森田ガンダム作品と同じく「宇宙世紀を歴史と捉え、本編の有名登場人物は歴史上の人物と捉えて歴史小説のような視点で描く」という事は共通していたように思います。
「連邦のプロパガンダのテレビ番組」という形にしたのが、他の作品と違ったひと工夫ですが、これまでの自分の作ったガンダムキャラも出せたので、「ガンダムUC外伝」でありつつ歴史物としての「森田ガンダムサーガ三部作」のラストとしても満足行くものになりました。
この第2巻は、最終話の「ガンダムヘッド」の話が人気ありますね。ガンダムファンの心を代弁したような主人公が好感度高いのかと思います(笑)。